せ か い の ヒ ツ ジ
主 な 用 途
肉 用
乳 用
毛 用
サフォーク(イギリス)
コリデール(ニュージーランド)
サウスダウン(イギリス)
毛皮用
現在日本にいちばんたくさんいる品種。成長が早くて、肉付きがいい。原産地のサフォーク地方の名前がつけられた。 日本にヒツジが100万頭いた時代の主役。当時、農家では、毛を紡いで家族の衣類を自給していた。日本コリデール種として認定。 小柄だが肉付き肉質にすぐれ、「羊肉の王様」と呼ばれる。羊毛は短く細く弾力があるので、ふとん綿に最適。
( )内の国名は原産地
メリノ(スペイン)
チェビオット(イギリス)
マンクス・ロフタン(イギリス)
ブラックフェース(イギリス)
山にいた在来種を改良して、細くて白い毛をもつスパニッシュメリノがつくられた。オーストラリアンメリノが有名。 山や丘を駆けまわっていたので、足腰が強く脱柵の名人だ。子育てもじょうず。毛はツィード生地になる。 むかし、バイキングがイギリスにもたらしたヒツジといわれる。小型で肉も毛も生産量は少ないが、厳しい環境でも元気に育つ。 このりっぱなすがた、数の上でイギリスを代表するヒツジ。かたく太い毛はおもにカーペットに使われる。
ロマノフスキー(ロシア)
リンカーン(イギリス)
フライスランド(オランダ)
小さいけれどとても強いヒツジ。一年中繁殖できて多産で三つ子もめずらしくない。羊毛はやわらかくて、コートの毛皮になる。
毛はカールして光沢があり、長さがときに50センチにもなる大型の長毛種。コリデールはこのヒツジとメリノからつくられた。 多産の乳用ヒツジ。羊乳は牛乳より成分が濃く、ヨーロッパ各地ではむかしから羊乳チーズがつくられている。

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